罪悪感を覚えながら、僕は彼女を可愛いと思ってしまいました
27歳の、どこにでもいる普通の会社員です。
学生の時から、あまり女の子に縁がなく、また、周囲の人間も同じタイプだったので、一年前に出来た19歳の子が、初彼女です。
大学の頃に塾講師してた時の教え子で、たまたま彼女が近所のファミレスでバイトしてた時に再開して、向こうから「先生、アドレス教えて下さい」って言われて、仲良くなりました。
小〇生~のときに可愛らしかった彼女は、そのまま綺麗な大学生に成長していました。
今、考えてみれば、付き合うきっかけもリードしてくれたのも、全て彼女からでした。
笑顔が可愛い子で、あまり異性関係について聞いたことないのですが、モテると思います。
一度、彼女がバイト終わるのを食べながら待っていると、物凄い目で睨むように別の男店員が僕のほうをじっと見てきたりされたことがあるので。
ある時、彼女に、
「先生って、今までどんな相手と付き合ってきたの?」
って聞かれました。
正直に彼女に、初めての彼女だってことを言うと、彼女は、かなり落ち込んでいました。
「ん、ごめんね……その……わたし、バージンじゃなくて……」
気にしないようにしていましたが、やっぱり少し気になって、悶々としていました。
そして、いつしか他の男としてる彼女を想像して、興奮するようになってしまい…。
寝取られ好き、なのかもしれません。
スワッピングとか、寝取らせとか、そういうサイトを見たりして。
バージンじゃないことを気にしてる彼女があまりに落ち込んでるので、そういう願望を僕自身、持ってしまったって、僕のほうも告白しました。
「えーっと、先生って……他の男の人に抱かれる姿、見たいとか思うの?」
って言われて、思わず、うん、と答えてしまいました。
……他の男に抱かれる彼女を想像するようになって、正直、そういうことを考えました。
そして、彼女からそういう話題を出されて、我慢しきれなくなって。
「先生がそういう願望持ってるなら……叶えてあげたいって思うけど……して欲しい?」
そう、彼女は言ってくれて、僕は複雑になりながらも、彼女にお願いしました。
バージンじゃなかったことを気にしないで欲しいってことと、僕自身、そんな彼女を見てみたいと思って。
そして、相手は、ネットで探しました。
スワップ希望とか、寝取られ好きの掲示板サイトとかに書き込んだら、あっという間にかなりの返事が来て、その中で、秘密を守ってくれそうな相手、かつ、撮影OKの相手を、彼女に選んでもらいました。
途中までは一緒に探しましたが、どんな相手に決めたのかは彼女ひとりが決めて、僕は聞きませんでした。
いつ会うのか、どんな相手なのか、そういうことは知りたくありませんでした。
撮影の日も、何も聞きません。
そして、ある日、彼女が一枚のDVDを持ってきました。
「ああの……先生、嫌いにならないでね」
って言いながら。
その日は、彼女はDVDを渡してすぐに帰ったんですが、その時の彼女、今まで僕をリードしてくれてた彼女が、僕に嫌われるのを恐がってて、まるで子供のときみたいに見えて、すごく後悔しました。
だけど、それ以上に興奮してしまって。
彼女が帰ってからすぐに、僕はDVDを再生しました。
「先生……えっと……今から他の男の人に……エッチしてもらってくるね」
下着姿の彼女が、ビデオカメラで自撮りしてます。
その光景を見た時、本気で別の男に抱かれたんだなって思って、僕は後悔で吐きそうになりました。
だけど、そんな僕の心情に関係なく、画面の中ではどんどん進んでいきます。
下着姿の彼女と一緒に、知らない男が映ってます。
年齢は、僕より上、三十歳くらいでしょうか?
「可愛いね」
彼女にそう囁いて、頭を撫でて、キスしています。
戸惑いながら、彼女は受け入れて……小さめの胸を包んでるブラの上から、ゆっくり愛撫されます。
「彼氏のお願いで、こういうことしてるんだよね?」
「はい、そうです……んっ……」
「じゃあ、たくさんエッチなところ見せて、彼氏にエッチな姿、見せてあげないとね」
相手が、彼女とどういう関係なのか、全く知りません。
ですが、僕なんかよりずっと経験豊富そうで、彼女をリードしています。
「ほら、カメラの向こうの彼氏に可愛い顔、見せてあげて」
彼女が、リードされるまま、レンズ越しに僕を見ます。
恥ずかしがってるけど、ちゃんとこっちを見てる彼女は、ものすごく可愛くて……
だけど、彼女が自撮りしている間にも、見知らぬ男はブラとショーツを剥ぎ取って、彼女を裸にして、アソコを舐めます。
「今、どんなことされてるか、教えてあげなよ」
「は、はいっ……今っ……アソコ、舐めてもらってますっ……」
「すごく濡れてるね。興奮してる?」
「す、少しだけ……してます」
画面に映ってる彼女は、困ってて、恥ずかしがってて、だけど少し興奮してて。
僕は後悔で吐きそうになりながらも、興奮してしまってます。
そして、いよいよ彼女が別の男に抱かれるときがやって来ました。
「カメラ撮りながらだとセックスに集中できないだろうから、ほら、そこにカメラ置いて」
「……はい、わかりました」
テーブルのような場所にカメラが置かれて、彼女と男の姿が映ります。
そして、彼女は、他の男に抱かれました。
最初は、ただ息遣いだけが聞こえて来ました。
正常位で、普通に抱かれてて……
だけど、彼女の声が、どんどん甘くなります。
本気で感じてきたみたいで……
「気持ちいいんだ? 彼氏とどっちが気持ちいいの?」
酷く意地が悪い質問が、彼女に投げられます。
「そんなのっ……いえませんっ……」
「言えないってことは、俺のほうが気持ちいいってことだよね?」
「ぁっ……あのっ……んんんっ……だめっ、聞かないでっ……」
いつも僕をリードしている彼女の姿ではなく、ただ、僕以外の男に抱かれ、リードされてる彼女の姿がありました。
最後まで見ることは出来ず、僕は吐きました。
気付いたら射精してて、興奮はしたけど、罪悪感と嫉妬心で感情がぐちゃぐちゃになってて。
次に彼女に会ったとき、何も言えずにただ「ごめん」とだけ言いました。
彼女は、「ううん、いいよ」とだけ言ってくれて、それ以来、この話題は出していません。
それからも、彼女とは別れることなく続いてます。
DVDは、まだ捨てられずに持っています。


