俺では性的に満足させられなかったようです
これは実話なのであんまり面白い話とか、エロい話しにはならないと思うが語らせてもらう。
俺には高校から付き合ってる彼女がいた。
過去形になってることから察してくれ、要するにその子とダメになった経緯を吐き出させてもらおうと思う。
彼女の名前はみさき。
中学で同じ部活(陸上部)で、高校は同じになって、みさきはバイト(マック)、俺も別のとこでバイトして部活はしなかった。
中学は「可愛いな」とは思ってたものの、別に恋愛対象って感じじゃなかった、ただみさきがバイトしてるのが地元のマックだったから、高校でも顔合わせるし、みさきのバイト先でも顔合わせて、時々話す、そんなごく普通の間柄だった。
でも、中学のとき可愛い女子って、高校になると、どんどん可愛く大人っぽくなっていく。
しかもみさきは中学のとき陸上部の副キャプテン、高校でも特待生っていう真面目で学業優秀の子だったから、ちゃらちゃらした可愛さじゃなくて、清楚で真面目でかわいい、でもノリも良くて人当たりも良くて。
気付いたらみさきがさ、マックのバイト中とかに他のガッコの奴らに「かわいいね、スマイル下さい」とか言われたり、アドレス渡されるの見てイライラするようになってた。
ついでに高校の同級生とかも「みさきちゃん? あの子紹介してくれね?」とか軽々しく言われてイライラしてた。
で、そのイライラが恋愛感情に変わったのかも、嫉妬心で恋愛に気付くとか、そんな感じ?
定番すぎて自分でも笑えるが、みさきのいいとこはめちゃくちゃ知ってたし、そういう部分を知らないちゃらちゃらした奴にみさきが引っかかるとか、想像しただけで我慢できなかった。
で、少しずつ口説こうとしたんだが、上手くいかない。
今まで恋愛対象じゃなかった女の子がいきなり恋愛対象になって、どう口説けばいいか、みたいな部分があった。
でも、みさきも俺のことを嫌ってなくて、下手なりに遊びに誘ったら乗ってくれたし、いろんなことに付き合ってくれて、一緒にいると楽しくて、そこから告白。
みさきは笑顔でオッケーしてくれた、その日はさすがに感動した。
それからは普通の高校生カップルみたいな毎日送ったか?
夏祭りとか浴衣を着てくれてデートしたり、みさきは真面目だったので俺もみさきに失望されたくなくて勉強がんばったり、ついでにお互い初体験もだったり。
最高の高校生活だった。
大学は一緒の大学行きたくてめちゃくちゃ頑張った。
しかし特待生のみさきと、みさきと付き合い始めてから頑張った俺とじゃちょっと差があった。
みさきは首都圏の某有名大学に合格、俺はMARCHレベルの経済学部になんとか引っかかってくれた。
違う大学に通うことになったけど、一年くらいはまた楽しい毎日が続いた。
大学でも俺は別の女に目移りすることなかった。
大学に入ったらますますみさきは可愛く大人っぽくなったし、真面目な性格は変わらないし、お互いバイトしてデートも豪華になって高校の時よりもっと楽しくなったし。
ただ、大学二年の夏休みの真っ最中だったかな。
みさきから一通の連絡が来た。
「もう彼氏のこと裏切れないから、山本さんもそういうこと言うのやめて下さい」
と、ある日突然ラインが来た。
彼氏を裏切れない?それって俺のことを裏切れないってこと、だよな?
美雪が俺を裏切るようなことした?
混乱した、いきなり彼女からこういうメールが来て混乱しない奴なんていないと思う。
その直後、
「ごめんっ! 間違えたっ、なんでもないからっ、変なこと言ってごめんねっ」
みたいに、大急ぎでみさきからのメッセージが来た。
ラインだけど焦った様子が伝わってきて、その焦った感じがただの間違いじゃないことを告げてて、嫌な汗が流れてきた。
その日は夜会って一緒に飯食うことになってたから、その夜、話し合うことにした。
みさきは嘘が下手、嘘つけない性格で、嘘をつこうとするつ普段はきはきしてるみさきが言葉に詰まるから、みさきが嘘ついてるかどうかなんて、俺にはすぐわかるし。
で、会ったみさきはあった瞬間から唇震えてた。
空気もすごく重い。
そんな中で安くてうまい、二人ともお気に入りのイタメシ屋の端っこの席に座って、俺はみさきに聞いた。
「山本って誰?」って。
真面目なみさきが浮気とかって、その時はまったく思わなかった。
「サークルの先輩で、一歳年上の人……」
みさきは女友達と一緒にレクリエーション系のサークルに入ってて、聞けばサークルの先輩に言い寄られてたってことだった。
入学したときから、一年以上言い寄られてて、まわりも俺と別れさせてその山本って先輩と付き合わせようって雰囲気になってたらしい。
みさきはなるべくそのサークルに参加するの、最小限にしてたらしいが、参加したときにその山本に呼び出されて、「夏休み、一回でいいからデートして欲しい」って言われた。
「申し訳なくて、断れなくて、でも、一回一緒に飲んでくれたらもう諦めるからって言われて……」
遊びなれてる奴の常套手段だと思った。
その後のことは聞かなかった、聞かなくてもみさきの表情見ればどういうことがあったのかわかるし。
で、そう考えた瞬間、マジで悔しくなった、今すぐみさきを抱きたいと思った。
怒ってたのかもしれないし、みさきが他の男に抱かれてるところを想像して、その想像を消すためだったのかもしれない。
今となってはその時は精神状態がまともじゃなくて混乱してて思い出せない。
やられた経緯はわからないし、相手がどういう人間か知らないが、みさきって本気で言い寄られたら弱いみたいな部分があるみたいだった。
多分、真剣に口説かれて、それでみさきは断れなかったんだろうとか今は勝手に思ってる、詳細は聞けなかったし。
ともかく頭の中に思い浮かんだ、みさきが他の男に抱かれてる姿を消すために、俺は多少乱暴気味にみさきをラブホに連れ込む。
でも、こんな風に無理矢理傷つけるようにして、みさきを抱いていいのか、みたいな迷いはあった。
みさきも泣きそうな顔してたし。
もしここで抱いたら、みさきを傷つけるってことはバカな俺でもわかってたし。
迷ってるときに、ドラマかよっていうタイミングでみさきの携帯が鳴った。
で、みさきは携帯を見た、その瞬間、さりげなく俺から携帯を隠すような仕草を見せて、その瞬間相手がわかった。
「山本って奴からライン?」
「あ、あの…………」
もう言いよどんだ時点で相手はわかった。
俺はもう迷うことなくみさきを乱暴に強引にラブホに連れ込んだ。
連れ込んでから、強引に服脱がせて。
電気とかも薄明かりのままで、なのにみさきの白い肌がすごくまぶしくて興奮した。
同時に嫉妬した、俺以外にもこの綺麗な身体、他の男に見せて、他の男のこと気持ちよくしてやったんだなって。
「舌、出して」
みさきは裸のまま、泣きそうな顔しながら舌出して、めっちゃくっちゃに舌を口で含んだり、舌を絡めたりしてみさきの舌をめちゃくちゃにする。
つばでみさきの口元がにじんで、化粧がちょっとにじんで。
きっと山本とかいう奴とキスしたときもこういうことしたんだなって思ったら、そいつとどういうことしたか気になって仕方なかった。
「そいつにキスさせたよな?」
「………………うん」
「それから、どういうことされた?」
「さ、最後までするのはだめだって思って……お口でしますって……」
怒りで頭がくらくらした。
今キスした唇で、みさきは俺以外を気持ちよくしたんだって。
「じゃあ、俺のもやって? 他の男のチンポ咥えられて、俺のを咥えられないとかないよな?」
とか、最悪なこと言いながらみさきに命令した。
みさきは逆らわなくて、俺の言うとおり口に咥えて一生懸命フェラしてくれる、気持ちいい、だけどこの気持ちよさを他の男も感じたんだって思うと、嫉妬で狂いそうだった。
「もしかして、フェラしてるときにどっちがチンポ大きいか、とか聞かれた?」
嘘つけないみさきは泣きそうな顔した。
また嫉妬した。
「で、どっちが大きい?」
「山本さんのほうが、大きい、かも……」
本気でダメージ受けた。
もうそっから、みさきがそいつにどういうことされたか気になって止まらなくて。
みさきのこと傷つけるってわかってながら、最初から最後まで聞いて、同じことして上書きしてやらないと止まらなくなった。
「最後まで口でしてやった?」
「う、ううん……お口は、途中で終わったよ……?」
でも、一年以上片思いした相手と、フェラ途中で終わったとか、そういうはずがない。
「じゃあ、フェラ途中からセックスになった?」
「………………うん」
答えはわかってたが、その時のみさきの「うん」に、ダメージ受けまくった。
まさか、と思うことも聞いた。
「ちゃんと避妊はしてたんだよな?」
「…………………………」
みさきはその質問に沈黙した。
マジかよ、と思った、目の前が真っ暗になるとかよく言うけど、その時みさきの沈黙に、マジで目の前が真っ暗になった。
「…………俺も生でみさきとするからな」
「ごめん、それだけはダメ……今日、だいじょうぶな日じゃなくて……」
「でも、山本って奴には生でさせたんだろっ」
ほとんど叫ぶような声になってしまってたと思う。
「…………うん」
もうそれ聞いたら止まらなかった。
今まで俺、付き合い始めてからみさきと生でしたことない。
なのに、他の奴には生でさせてる。
言ってみれば俺とのセックスはコンドームはめて、大事なところを本当に触れ合わせてないセックス、なのに山本って奴には、本当の、生でのセックスまでやらせてる。
嫉妬で気が狂いそうで、みさきの足をぐいって大きく開かせて、無理に挿れた。
もちろんクンニとかしてないから、濡れてないし苦しそうだった。
濡れるまでみさきの中で動きまくって、嫉妬して、怒りまくってるけど、生でのセックスはすごく気持ちよくて、元々フェラされてることもあってか、あっという間にイきそうになった。
そこでまた疑問が生まれた。
その山本って奴に、まさか中出しはされてないよなって。
「みさき、その山本って奴に、どこに出された?」
「………………、お、おなかだよ?」
明らかに嘘ついてる雰囲気だった、俺は怒り狂った。
大事にしてた彼女が他の男に始めての生ハメまで奪われて、中出しまで許して。
気が狂いそうだった。
でも、同じことしてやらないと気が済まない。
俺はもうその時狂ってたと思う。
「中出しされたとき、どんな風にされた?」
「さ、されてないもんっ……されてないもんっ……」
みさきは泣き始めて、泣きながら嘘つく。
「いいから言えってっ、ほらっ、早くっ……」
怒り狂ってた、人生でもここまで怒り狂ったことないってレベルで、俺は怒り狂った。
みさきも怖がって、だから正直に答えて。
「足っ、相手の腰に絡めるようにしてっ……そのまま、中でっ……」
「自分から相手の腰に絡めた?」
「う、うんっ、だってっ、彼氏がいるのにずっと好きでいるの辛かったとか言われてっ……」
だからって、中出しまで許すのかよって、頭の中真っ白になった、怒り狂った、もう訳がわからなかった。
山本って奴の行動をトレースする余裕もなくして、みさきの足首つかんで、乱暴にセックス。
みさきは「やだやだやだっ」って泣いてたし、でも止まらずに俺はみさきを乱暴に突き上げて、そのまま中出しした。
気持ちいいとか考えずに、「終わった……」って思いしか頭の中になかった。
それからラブホ出るまでお互い無言、何も話すことなければ、話すこと思いつかない。
さすがにまずいと思ったが、みさきに触れようとした瞬間、びくって震えて、ガクガク震えだして、俺のことがトラウマになったみたいだった。
もうそのみさきの行動に修復不可能なんだなって思って、俺はフロントに電話して、服を適当に着て、「一人出ます……」とかだけ言って、財布の中にはいってた金を全部ラブホの部屋に置いて、そのまま出て行った。
帰りの電車賃もなくて歩いて帰ったが、その間、涙が止まらなかった。
あの時、どんな風に浮気したかとか聞きたくなかったし、聞けるはずないし、許せばよかったのか、見てみぬフリしたらまだみさきと続いてたのかなって、時々思う。
それと、俺の成績が伸びなくてみさきと同じ大学にいけなかったのが悪いのかな、とか、いろんなイフの可能性を考えたりもした。
みさきに何度か連絡したけど、返信が来ない、お互いの共通の知り合いから、
「ごめん、みさきは本当に落ち込んで、トラウマになってるから、しばらく会わないであげて」
と言われたのが最後。
俺が悪いのかよって、それ言われたときにイライラした。
男って弱いなと思うし、もう次誰かと付き合っても、みさきと同じくらい好きになる相手は現れないんだろうなって思う。
でも、本気で好きだったからこそ、浮気されてスルーとか俺には無理だった。


